●こやま みちえ【1959年5月3日~】
小山実稚恵は、1959年宮城県に生まれた。
その後父親の仕事の都合で岩手県に移り、6歳の時にピアノを親から誕生日プレゼントとしてもらった。
その後気の会う先生にめぐり合い、全日本学生コンクールに小学校5年生から毎年応募し、中2で初めて第1位を獲得した。
また、同じ年に父親の転勤で東京に引っ越し、活動の場を東京に移す。
大学生になると、海外派遣コンクールに合格し、その後チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールで入賞した。
これは日本人の中で初めての快挙であった。
彼女は現在、多くのコンサートを開き、そのレパートリーも広い。
その他にもチャイコフスキー国際コンクールの審査員を務めるなど、幅広い活動をしている。
□小山実稚恵 略歴
1959年 宮城県に生まれる
1965年 ピアノを学び始める
1973年 東京に引っ越す、全日本学生コンクール第1位
1982年 チャイコフスキー国際コンクール第3位
1985年 ショパン国際ピアノコンクール第4位
1994年 チャイコフスキーコンクールの審査員を務める
2015年 デビュー30周年
□小山 実稚恵 CD紹介
小山実稚恵:ベスト・アルバム 小山実稚恵さんの演奏を知らない人も、クラシックのことをあまり知らない人もぜひお薦めのベストアルバムです。 有名な曲ばかりが収録されていて飽きることが無いと思います。 濁りのない小山さんの音は清々しい美しさがあると思います。 | |
ヴォカリーズ 小山実稚恵さんのデビュー25周年を記念して作られたCDです。 小山さん自らが選んだ曲はバッハ、ドビュッシー、ブラームス、ラフマニノフ、スクリャービンなど、様々な作曲家の作品で外れなしのCDです。 | |
ラヴェル作品集 リストのハンガリー狂詩曲などでは小山さんの音がキレイ過ぎるくらいだと思う私には、このラヴェルの水の戯れなどは小山さんの清らかな音が存分に発揮されて素晴らしい録音になっていると思います。 | |
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集 小山さんはこのスクリャービンのソナタという難曲を軽やかに演奏しています。小山さんのコンサートに行ったことがありますが、とても丁寧で上品な女性でした。 そんな性格のよく出た演奏だと思います。 |