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シャイン 【1996年 オーストラリア】

シャイン ―デジタル・レストア・バージョン―
オーストラリア出身の実際のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を映画化した物です。最も美しく最も難しいピアノ協奏曲と知られるラフマニノフの第3番を巡る物語は、永遠にクラシックを愛し続けたヘルフゴットの人生を鮮やかに描き出しています。主演のノア・テイラーはアカデミー賞主演男優賞に輝きました。

映画「シャイン」オリジナル・サウンドトラック
実在のピアニストであるデヴィッド・ヘルフゴットの人生を描いた、1997年公開の映画『シャイン』のオリジナル・サウンドトラック。作・編曲はデヴィッド・ハーシュフェルダー、ピアノはデヴィッド・ヘルフゴットが担当。

すべては愛に: 天才ピアニストデヴィッド・ヘルフゴットの生涯
映画【シャイン】の原作となった作品です。厳格な父にピアノを教えられ、幼い頃から才能を発揮。しかし結局父親には受け入れられずに精神を冒されたデヴィッド・ヘルフゴット。その苦難と安らぎにたどりつくまでを、魂のパートナーである妻が綴った感動の記録。
ピアノ・レッスン 【1993年 フランス/ニュージーランド/オーストラリア】

ピアノ・レッスン DVD HDリマスター版
口のきけない女性と隣人の道ならぬ恋を描いた作品です。ワンシーンワンシーンがまるで1枚の絵画のような美しい映像とマイケル=ナイマンの美しくも儚い音楽が幻想的な世界に引き込みます(恋人と見るのはちょっとお勧めしないかなw)。カンヌ映画祭・パルムドール賞、アカデミー賞受賞作品です。この映画に出てくるピアノはニュージーランドだけあってブロードウッドのスクエアピアノだそうです。

ピアノ・レッスン オリジナル・サウンドトラック
第46回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。ニュージーランドを舞台にしたジェーン・カンピオン監督の恋愛映画のサウンドトラックで、音楽はマイケル・ナイマンが担当。心震わせるが楽曲が詰まった格調高き作品。
ラフマニノフ ある愛の調べ 【2007年 ロシア】

ラフマニノフ ある愛の調べ
天才ピアニストであり、作曲家でもあるラフマニノフが作曲家としての挫折とそれに伴う病気から亡命、アメリカでの生活と作曲家としての成功を描いた作品です。
ラフマニノフの映画というよりはその妻ナターシャの天才への献身というところに重きがあるように感じました。ラフマニノフでなくても天才は誰かに支えられることで生きていることがはっきり分かります。家族や才能の愛と再生の物語です。
このサイトの趣旨としてみればスタインウェイの戦略なども垣間見える作品でもあると思います。
アマデウス 【1984年 アメリカ】

アマデウス
モーツァルトの生涯と、彼の死をめぐる謎に説得力のある説明がされています。実際にその答えが正解かどうかは別にして、当時の社会、風俗などがよくわかる作品で、随所に見られる音楽は非常に美しいです。アカデミー賞も受賞した名作です。未公開映像やメイキングを収録したディレクターズカット版もあります。
シャンドライの恋 【1998年 イタリア】

シャンドライの恋
投獄された夫を待ちながら、孤独な音楽家キンスキーの屋敷で働く黒人女性シャンドライの気持ちの動きを描く映画。「ラストエンペラー」で壮大な映像美を表現したベルナルド・ベルトリッチ監督の美しすぎる映像と、キンスキーの弾く切ないピアノ(クラシック曲ではないです)が心を打ちます。

シャンドライの恋 オリジナル・サウンドトラック
巨匠ベルトルッチの最新作。なのに,あまり話題になってないのはナゼ?#音楽は『尼僧の恋』のアッレシオ・ヴラドが担当。バッハ,モーツァルトの名曲を含むピアノ曲とアフリカン・ミュージックが交互に挿入され,この映画のテーマを如実に物語っている。
海の上のピアニスト 【1999年 アメリカ/イタリア】

海の上のピアニスト [DVD]
アメリカとイギリスを往復する船「バージニア号」の中で生まれ育った天才ピアニスト「1900(ナインティハンドレッド)」。彼は即興でピアノを演奏するのが得意。彼にまつわるエピソードは1つ1つが美しかったり悲しかったりわくわくしたり、様々な感情を呼び起こしてくれます。監督はジュゼッペ・トルナトーレです。

「海の上のピアニスト」オリジナル・サウンドトラック
『海の上のピアニスト』(監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ/出演:ティム・ロス、ブルート・テイラー・ヴァンス他)のオリジナル・サウンドトラック。音楽は巨匠エンニオ・モリコーネが担当。
映画を見て感動したらぜひこちらも。
不滅の恋 ベートーヴェン 【1994年 アメリカ】

不滅の恋 ベートーヴェン デラックス版 [DVD]
ベートーヴェンの生涯と、彼の愛を描いた名作です。ベートーヴェンという人物に興味がわいたらぜひ見てほしいです。難聴に苦しみながらも偉大な作品を次々と生み出したベートーヴェンの偉大さが良く分かる秀作です。
戦場のピアニスト 【2002年 ポーランド/フランス】

戦場のピアニスト [DVD]
ナチスによって占領されたポーランドを生き抜いた、ユダヤ系ポーランド人のピアニストであるウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化した作品です。戦争と言う極限の中でピアノの美しい音色が心に響きます。特に、廃墟の中で響くショパンのバラードは格別の美しさです。

「戦場のピアニスト」オリジナル・サウンドトラック
2002年5月カンヌ映画祭で大賞(パルムドール)を受賞した、ロマン・ポランスキー監督作品『戦場のピアニスト』(出演:エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン他)のオリジナル・サウンドトラック。音楽はヴォイチェフ・キラルが担当。
愛の調べ 【1947年 アメリカ】

愛の調べ [DVD]
シューマン夫妻の大きな愛が描かれた映画です。2人の出会い、クララの父との確執、ロベルトの病、そして映画に溢れる美しい音楽。「トロイメライ」に泣かされる事は間違いありません!劇中のピアノは全てルービンシュタインが演奏しているのにも注目です!!
ピアニスト 【2001年 フランス/オーストリア】

ピアニスト [DVD]
母親から厳しく抑圧されながら生きてきたウィーン国立音楽院のピアノ教授エリカと、彼女がピアノを教える年下の男ワルターの、倒錯した愛の物語。映像も音楽もこの上なく美しく、クラシックとエロティシズムの融合が見る者をひきつけます。
サルサ! 【1999年 フランス/スペイン】

サルサ! [DVD]
クラシックのピアニストとして将来を期待されていたレミが心の中に隠し持っていたのは、ラテン音楽への憧れでした。彼はショパンを捨ててサルサに走ります。ラテン音楽への扉を開けてくれる、涙あり笑いありの楽しい映画です。個人的にはめっちゃ好きです。
ガタカ 【1997年 アメリカ】

ガタカ [DVD]
DNAをある程度操作できる近未来を描いたSF映画です。音楽好きとしては、この映画の音楽担当は「ピアノレッスン」と同じマイケル・ナイマンです。また、印象に残るのは劇中に出てくる6本指のある男の弾くシューベルトです。映画全体の中ではワンシーンに過ぎませんが、ラフマニノフも指が長かったのは病気が原因であったといわれていますし、考えさせられる映画です。ピアノがメインの作品ではないので★4です。

オリジナル・サウンドトラック ガタカ
若手実力派スター,イーサン・ホーク,ユマ・サーマンが出演する超話題{近未来インディーズSF}映画のサウンドトラック盤。音楽は,ピーター・グリナウェイ作品や『ピアノ・レッスン』でおなじみのマイケル・ナイマンが担当している。