ブリテン

Edward Benjamin Britten【1913年11月22日-1976年12月4日】

Brittenブリテンは1913年イギリスに生まれた。母親が合唱団に入っており、その影響で音楽の世界に触れることとなった。

12歳でフランク・ブリッジに師事し16歳で王立音楽院に入学した才能ある人物であった。卒業後は作曲活動と平行して記録映画の仕事をし、その中で多くの芸術家と交流を持った。

彼の名を世界に知らしめたのは1945年のオペラ「ピーター・グライムズ」でこの作品は1937年に戦争を嫌ってアメリカに渡った際に書かれたものである。

ブリテンの作品はオペラも多いが、後期は室内楽や器楽曲など多彩である。また、彼の1948年に創設したオールドバラ音楽祭は現在も続いており、彼の偉大な業績のひとつと言えるだろう。

ちなみにブリテンは1956年来日し、NHK交響楽団を指揮するなど日本になじみの深い作曲家でもある。